佐渡の王道!!
(道遊の割戸裏)
佐渡の王道の観光スポットといえば、佐渡金山ではないでしょうか?
史跡佐渡金山の歴史の多くは、佐渡の相川地区に残り、
佐渡には他にも、砂金銀山があったようで、相川金銀山とも呼ばれます。
相川金銀山は、16世紀末から400年間稼働した、日本最大の金銀山です。
佐渡金山には、江戸時代からの手掘りの坑道を見て歩く、宗太夫江戸コースと
近代日本が垣間見れる、道遊明治コースの2つの見学コースがあります。
洞窟の中では、蝋人形が当時を再現されており、
坑道見学後にある資料館は、史跡佐渡金山の貴重な資料が展示されており、
時価6千万の「金の延べ棒」を掴む体験がきますので、是非チャレンジしてみて下さい。
と多くの方がおっしゃられるかと思います。
私もその一人でした・・・・
ですが、もっと素敵な佐渡金山の穴場のようなスポット見つけてしまいました!!
それは道遊の割戸の裏側です。
道遊の割戸といえば、木々が生い茂った、二つに割れてた山を想像するかと思います。
ですが、裏側は正反対!!
木は、ほとんど見当たらず、大きな岩がいくつも転がっていました。。
『これ人間が掘ったの!?』と驚いてしまうほど・・・
ある方は『人間の欲望はすごいね』とおっしゃっていました。
まるで、グランドキャニオンにいるかのような気分です。
佐渡のグランドキャニオンへは、佐渡金山の第一駐車場より
大佐渡スカイラインへ続く道の途中、右手に見えますので、
是非ご覧になってくださいね!!
見学コース後に道遊の割戸の裏側へ行くことをオススメいたします。
素通り厳禁!!
佐渡金山見学後に是非立ち寄って欲しいのが、
【北沢浮遊選鉱場跡】
荒廃した文明施設に、自然の蔦が絡まる姿は、ラピュタのようです
私は、佐渡のマチュピチュと読んでいます。
北沢浮遊選鉱場跡は、金の選鉱・精錬施設の跡地になります。
昭和13(1938)年に、国を挙げての金の大増産が始まりました。
月間7万トンの鉱石処理を行うために当時最先端の西洋技術を導入。
東洋一の遊選鉱場と呼ばれていました。
火力発電所の跡地は資料館として開放されています。
火力発電所の周りも、また幻想的な風景です。
高台から見下ろすと目に入る、コロッセオのような建物は、水と鉱物を分離する施設です。
『ガイドがないとなにがなんだかわからないのでは?』
と思われる方多いかと思いますが、
建物の前には説明書きがあるのでご安心ください。
また、足元を見ると金山から鉱石を運ぶために使われていた、
トロッコの線路が今も残っているので探してみてくださいね!!
あるお客様は、
『金山から歩いて行かないといけないの?』
とおっしゃられる方もいらっしゃいますが、お車でも可能です。
金山から坂を下り海の方へ向かうと相川病院、相川奉行所跡が見えてきます。
更に坂を下ると、相川技能伝承展示館があり、その奥が北沢選鉱場跡がございます。
駐車場もありますのでご安心ください。
息を呑むような迫力で、時間が止まったかのような素敵なスポットです!!
北沢浮遊選鉱場を見学されたお客様は
『感動しました。息をのむ景色て、このことなんだね』
『高台から見下ろした時のスケールは、大迫力だったよ』
『無料であの景色が見られるなんて贅沢すぎる』
とおっしゃられていました。
まだまだメジャーなスポットではないようで、観光客が少ないのでオススメです。
最後に・・・
(大佐渡スカイライン、白雲台より)
相川地区から北端の弾岬まで島一周道路の県道45号線は、
約45kmほどで、潮風をいっぱいに浴びてのドライブが楽しめます。
この辺りを外海府海岸と呼び、佐渡随一の海岸の名所といわれる尖閣湾をはじめ、
さまざまな名前がつけられた奇岩、巨岩が見事な景観をみせてくれます。
弾崎から両津湾に向かう内海府海岸は、静かな海が広がっています。
外海府と内海府の間には、佐渡最高峰の金北山の他、標高1,000m級の山が連なり、
山々を縫って貫く山岳道路があります。
島のほぼ中央には、国分寺や御陵、日蓮宗の寺院などとともに、
古代遺跡と歴史遺産も多く点在しています。
真野湾から島の西の先端、沢崎鼻までの海岸線は、
佐渡の自然の一端に触れることができます。
佐渡は、外周300キロほどの大きな島です。
関越道路ですと新潟から東京までの距離とほぼ同じです。
バスは時間が、決まっている。
タクシーは割高。
徒歩は、行動範囲が狭くなる・・・
佐渡での観光は、お車が一番便利です。
日本にいながら満喫できる海外をレンタカーで巡り、
楽しんでみてはいかがでしょうか?
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