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友ヶ島
猿ヶ島(神奈川県横須賀市)
など有名なスポットが様々ありますが、新潟県佐渡にもラピュタを彷彿させる北沢浮遊選鉱場跡があります。佐渡の玄関口である両津港からは車で約60分ほどかかりますが史跡佐渡金山から数分の距離ですので、合わせて見学されることもおすすめです。
https://www.island-rentacar.com/blog/leisure/sadokinzan/
もっと史跡佐渡金山の歴史を深めたいなんて時は、
- きらりうむ佐渡
- 史跡佐渡金山
- 北沢浮遊選鉱場跡
の順番で見学されるのもいいでしょう。
佐渡のラピュタ城の魅力
以前NHKの「ブラタモリ」で取り上げられ、ラピュタの世界にでもいるような北沢浮遊選鉱場。荒廃した文明施設に自然の蔦が絡まる姿はまさに天空の城ラピュタ。
北沢浮遊選鉱場を見学された方の感想を聞くと、
- 息をのむ景色てこのことなんだね
- 高台から見下ろした時のスケールは大迫力だった
- 無料であの景色が見られるなんて贅沢すぎる
とお話してくださいます。
北沢浮遊選鉱場は、銅の製造過程で行われていた技術であった、浮遊選鉱法を金銀の採取に応用し、日本で初めて実用化に成功した場所になります。
戦時下の大量生産計画によって大規模な設備投資がされ、1ヶ月で50000t以上の鉱石を処理できることから「東洋一」と言われていました。
しかし1952年(昭和27年)の鉱山大縮小の伴い施設は廃止になりました。
現在では浮遊選鉱場は階段状のコンクリートのみが残され、2010年には広場が整備され、グッドデザイン賞を受賞しています。
日中お天気の良い日は、緑がとても綺麗でジブリの世界に迷い込んだかと思うほど。
観光シーズンの春から秋までは、19時から21時までライトアップが行われます。北沢浮遊選考場が色とりどりにライトアップされ、運がいいと満点の星空も楽しめ幻想的な雰囲気を楽しむことができるでしょう。
北沢浮遊選鉱場は金銀の選別を行う場所
佐渡島の北沢浮遊選鉱場跡は、明治に入ってから佐渡金山で採掘した後の生産性を効率よくするため、近代化した際の建物跡が集中している地域になります。
浮遊選鉱というのは、採掘した鉱石から、有用鉱物と不用鉱物(脈石)と分離する作業のことを言います。
基本的な流れとしては、金銀山で採掘された鉱石をまず粉砕して細かくします。それから粒度の分級を行います。そして、浮遊選鉱と言い水と油を混ぜた溶液に粉砕に鉱石を入れてかき回すと、金や銀などの鉱物は浮遊してきたようです。特徴としては、鉱石や金銀のしぼりかすから、さらに小さな金銀の回収ができるので、取りこぼしが少なくなり無駄が軽減されました。最後には脱水・乾燥して鉱石資源として輸送されていきました。
しかし1952年(昭和27年)の鉱山大縮小の伴い施設は廃止になりました。現在では浮遊選鉱場は階段状のコンクリートのみが残されています。
北沢浮遊選考場アクセス
住所 |
〒952-1539 新潟県佐渡市相川北沢町3-2 |
アクセス |
両津港より車で60分 |
駐車場 |
あり |
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