小木港周辺の観光スポット「沢崎鼻灯台」
小木港周辺では見逃せない観光スポットのひとつに、「沢崎鼻灯台」があります。
沢崎鼻灯台は、佐渡市の県道45号線の終点近くにある八角形の白い灯台です。小木半島に先端にある沢崎鼻の、熔岩が固まってできた「枕状溶岩」の上にあります。
現在建っているものは昭和62年に建築された2代目で、初代は昭和3年に点灯しました。高さは24.2メートルあり、佐渡では最も高い灯台です。歌人の与謝野晶子もこの灯台について「沢崎の灯台に身をなぞらえてはし鷹立てり一つの岩に」という句を詠んでいます。
周辺には東屋がありますが、その他には何もありません。灯台の周りにはきれいな芝生が広がっていて海も穏やかです。穏やかな波の音を味わうことができます。周辺の海岸一帯は国の名勝にも指定されており、さらに南仙峡と呼ばれる景勝地としても知られています。
近くには地域住民の生活道路にもなっている深浦大橋があり、この橋を利用すれば小木方面から沢崎鼻灯台へアクセスしやすくなっています。
佐渡の小木港周辺の観光スポット「たたこう館」
小木港周辺なら「たたこう館」にはぜひ立ち寄ってみることをおすすめしまし。
「たたこう館」とは、太鼓をはじめとして様々な体験ができる木造施設「佐渡太鼓体験交流館」の通称です。佐渡を拠点として世界的に活動している太鼓芸能集団「鼓童」が設立した「鼓童文化財団」が運営しており、樹齢推定600年のケヤキの木をもとに鼓童メンバーが手作りしたオリジナルの大太鼓「原木太鼓」も2台設置されています。
体験プログラムの目玉は何といっても鼓童元メンバーによる太鼓体験です。団体向けや少人数・個人向けのコースのほか、小中高の修学旅行向けの体験プログラムもあります。その他、「刺し子体験」や冬期(11月〜3月)限定の「そば打ち体験」などもできます。
佐渡の小木港周辺の観光スポット「宿根木」
「宿根木(しゅくねぎ)」は、小木海岸の集落の名称です。この地域には中世の頃から港町がありましたが、特に江戸時代後期から明治初期にかけては蒸気船や鉄道が発達する前の流通の核であった「北前船」の寄港地として発展しました。
当時の面影が色濃く残る独特の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて「千石船と船大工の里」と呼ばれています。迷路のように張り巡らされた路地を散策することも魅力的ですが、土地の歴史や文化を紹介している「佐渡国小木民俗博物館」や、有料ですが一般公開している民家も3軒あるため、それらを巡るのもよいでしょう。
一般公開されている3軒の民家は、廻船主の元邸宅、元民宿、船大工職人の家とそれぞれ異なっていて、それぞれに趣を感じることができます。歩き回って一息つきたいときには、納屋をリノベーションした古民家カフェを利用することもできます。
佐渡の小木港周辺の観光スポット「称光寺」
小木港周辺の見逃せない観光スポットのひとつに「称光寺」があります。
称光寺は宿根木集落の奥にひっそりと佇む寺で、小木港から車で約10分の場所にあります。宿根木集落の全戸がこの寺の檀家となっています。1349年に遊行七祖他阿上人託阿大和尚により佐渡最初の時宗寺院として開基しました。
三崎道場と呼ばれ、佐渡時宗最初の根本道場としても知られています。また、佐渡四国7番札所ともなっています。
水難除けの守護神、技芸上達の福神として信仰されてきた寺院です。大正12年（1921）12月に大火事になりましたが、大正14年に本堂が再建されています。境内には、熊野神社、1717年に建立され宿根木で最も古い建築物である山門や、馬堀法眼喜孝画伯により寄贈された「渡海弁財天」、宿根木出身の幕末の蘭学者で精密な世界地図を作成した柴田収蔵の墓があります。また、境内から少し離れた裏山には県指定記念物ともなっている岩屋山洞窟があります。
レンタカーで小木港周辺を堪能
佐渡に旅行される際には、小木港周辺を是非、旅程に入れることを検討してみてください。なぜなら、小木港周辺には、歴史ある港町らしい観光スポットがたくさんあるからです。
ここではその中でも、沢崎鼻灯台や、和太鼓やそば打ちなどが体験できる「たたこう館」、江戸時代末期～明治時代の街並みの残る宿根木およびその奥にある称光寺についてご紹介してきました。いずれも車であれば小木港からすぐ回れる観光スポットですので、ぜひレンタカーを活用して訪れてみてください。それぞれの観光スポットを訪れる前には、歴史や見どころをおさらいしておくと、よりいっそう楽しむことができるでしょう。レンタカーですてきな佐渡旅行を実現してください。
佐渡のご旅行は便利でお得なレンタカーがお勧めです。
予約・詳細は
こちらから
http://www.island-rentacar.com/
スタッフ一同心よりお待ちしております]]>
